前述の通り、knife *acoustic groove*で製作するマッコウのヘッドをハワイ先住民のシャーマンに見せたところ、「どこでこれを手にいれたのか?骨密度が詰まっていて素晴らしいマッコウだ」と言われたのだそうです。ボクにはシャーマンやユタの様な能力はありませんが、おおよそ皮膚感は間違っていないのだろうと思います。

これまた前述の通り、既存のマッコウクジラのペンダントヘッドA、B(マリン仕様)の300%近くの体積を誇る、マッコウクジラのペンダントヘッドC(仮称)を製作しています。これはあまりに大きいが故、長崎県平戸市鯨骨職人某が先祖から受け継いた通常の部材では足りず、更に大きなマッコウの1本歯から削り出しています。マッコウの歯の芯の部分は薄く茶色で、その芯を白黄色の層が取り巻いています。そもそもマッコウの1本歯が未だ残っていた事が、本当に驚きです。これが放つ気を最大限に生かすために、ペンダントヘッドC(仮称)には金属パーツを用いません。

マッコウクジラのボーンは簡単に受け継がれて来たのではなく、そこには縁(えにし)が静かに積み重なっています。もはやワシントン条約うんぬんの小さな話ではなく、このマテリアルがどれ程に偉大なものか、これを簡単にアクセサリーと呼んでしまっていいのか。様々、思慮しています。ある日本の素晴らしき古典芸能の真髄某が与えてくれたきっかけで、いつの間にか思ってもみなかった凄い世界に辿り着きつつあります。これもまた、縁なのだろうと思っています。

画像は、このマッコウのペンダントヘッドを製作する長崎県平戸市の海です。いつも画像を使わせて頂き、感謝しています。このペンダントヘッドを製作する事で、1頭のクジラも死んでいません。皆さんから寄せられたエネルギーは、鯨骨職人某に循環させています。やさしくなれる、とても穏やかな時間がやって来る。

マッコウクジラのペンダントヘッドA ★期間限定受注製作品
http://k-a-g.net/?pid=104100096
マッコウクジラのペンダントヘッドB(マリン仕様) ★期間限定受注製作品
http://k-a-g.net/?pid=104100579

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PHOTO BY 伊福聖子
2016.11.15 Top↑
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